Photoshopの自動カラー化だけでは完成しない?|白黒写真を自分の手で仕上げる理由

古い白黒写真をカラーにしてみたい。そんなとき、Photoshopには便利な機能があります。
それが、ニューラルフィルターの「カラー化」です。
白黒写真を自動的にカラー化してくれるので、昔の写真をよみがえらせたいときには、とても便利な機能です。
でも、「カラーになった=完成」とは限りません。

今回は、別の白黒写真を使って、実際にカラー化してみました。
今回使ったのはこちらの写真です。

古い白黒写真ですが、この写真をPhotoshopのニューラルフィルター「カラー化」でカラーにしてみます。

カラー化した結果はこちらです。

よく見るとカラーにはなっていますが、あまり変化がないような…。

  • 家屋の杉板の色が不自然
  • 服の一部がカラー化されていない
  • 画面右の手作りブランコの柱の色は水色だったような気がする

当時の風景を想像しながら、自分で色を付けていきます。
自動でカラー化された結果をそのまま完成として使うのではなく、写真全体を見て、自分で仕上がりを判断することが大切です。

今回はこちらのように仕上げました。

こうした調整には、決まった「正解」があるわけではありません。
「やりすぎない方が自然かな?」「自分の記憶にある色は?」と考えながら仕上げていきます。

現在は、画像生成AIやAIを利用した画像編集など、便利な機能がどんどん増えています。
もちろん、便利なものは上手に使えばいいと思います。
ただ、今回のような写真の仕上げでは、自動で処理した結果をそのまま使うのではなく、自分の目で確認して、自分で判断することにも大きな意味があります。

最初からすべて自分で色を塗る必要はありません。
便利な機能を出発点として使い、そこから自分で考えて調整していく。
そうすることで、無理なく「自分で仕上げる」楽しさを体験できます。

もしかすると、Photoshopを学ぶ近道は、Photoshopそのものを勉強することではなく、Photoshopで実際に何かを作ってみることなのかもしれません。

今回のような、写真の明るさや色を見ながら必要なところに手を加えるレタッチは、印刷物などを制作するDTPの現場でも行われています。
テキストを買ったけどあきらめた方。もう一度やってみませんか。

ご自宅に、昔の白黒写真、家族写真、古いアルバム、色あせた写真、傷や汚れのある写真などはありませんか?
「もう少しきれいにできたらいいな」と思っている写真があれば、それを作品づくりの教材にすることができます。

ぷらすぷらすパソコン教室では、Photoshopの機能を覚えることだけを目的とせず、実際の写真を使いながら、自分で考え、自分で選び、自分で仕上げる作品づくりを行っています。

詳しい講座内容はこちらをご覧ください。

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